インテリア・住生活商品販売のプロを認定するリビングスタイリストなど教育活動・資格認定事業を通して、住生活産業界に貢献します。

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リビングスタイリスト
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関 和美さん
関 和美さん
鞄結档Cンテリア家具
(販売)
渡部 麻衣子さん
渡部 麻衣子さん
多慶屋(販売担当)
小嶋 康男さん
小嶋 康男さん
多慶屋(家具館2階 販売担当)

クラスティーナインターファニチャー 横浜ワールドポータース店
quiet hours 横浜ワールドポータース店
 
「従来の家具専門店とは違い、統一された空間をつくれる家具だけを、最高のコストパフォーマンスで提供する」そんなスローガンを掲げる家具専門店のクラスティーナインターファニチャーにお邪魔しました。同社では非常に多くのリビングスタイリストが活躍しています。扱う商品はもちろん、人財育成にも力を入れる同社で働く1級リビングスタイリストにお話を伺いました。
 



合格者インタビュー 曽田寛さん

 
−ご協力ありがとうございます。早速定番の受験動機からお聞かせください。
 この仕事に7年携わっていますが、その間にお客様が求める物がより深みのある内容に変わってきました。また、今まで培ってきた知識以上に、より専門的な知識を身に付けないと、よりご満足いただける提案が出来ないと思い、リビングスタイリストを受けようと思いました。

−資格を取って、考え方や業務において、変わった事はありましたか?
 業務上目に見えてはありません。ただ接客の際に、今まではお答えできなかった事も、図面を見ながらご提案出来たり、より安心していただける会話ができるようになりました。何より自分に自信が付いた事が大きいですね。

−資格取得後にも継続的な学習や情報収集を心がけるようになった方が多いようです。曽田さんはいかがですか。
 そうですね。職業柄休みの日は雑貨屋やショップを回ったり、本屋もよく行くんですが、今まではインテリア雑誌を見るだけだったのが、住宅の方にも目が行くようになりました。そういう意味では興味の幅も広くなりました。

−そう言っていただけるととても嬉しいです。当資格については、2級・1級共に、御社で取得を推奨していただいていると伺っていますが、曽田さんは1級試験も自発的に受験されたのですか。
 もう完全に自発的ですね!

−なるほど。1級は学習が大変だったとは思いますが、内容や学習時間等いかがでしたか。
 時間は意識の問題ですからね。他の方のインタビューも拝見したことがありますが、同じように通勤時や、オフの日に勉強しました。テキストをベースに、過去問題集を使って勉強しました。

−過去問題を解いてみて、難易度はどのように感じましたか。
 内容的な難しさより、自分の知識や感覚と答えにギャップがありましたね(笑)あれ、こうじゃなかったのかなーと、自分の常識をリセットする事が苦労しました。

−いろいろ再確認していただけたようですね。それらを踏まえて、スキルアップにつながった点をお聞かせください。
 会社としても、資格を全面に打ち出して、理想のインテリアをご提供出来る体制をアピールしています。
私自身、ソファーを買いにいらっしゃったお客様には、ソファーのご提案が出来れば十分と考えていましたが、リビングスタイリストとしては、プラスアルファのご提案が求められています。私の場合例えば、ソファーに座った時に目に入ってくるグリーン(観葉植物)のご提案等をしています。実はうちではグリーンは扱っていなのですが、この位置にあると、視覚効果として落ち着くんですよとか、より生活を豊かにするご提案が出来るようになりました。

−なるほど。そういったプロ目線の提案を聞くだけでも価値がありますね。
 商品の販売につながらない情報であっても、暮らしをより豊かにするご提案をしています。トータルコーディネートに対する意識は非常に強まりました!

−来てよかった、また来ようという気持ちが強まりますね。
その他に気を使っていることや、注意している点はありますか。

 家具は見て、触れて、座るなど体感してみる事が大事なので、お客様にもお勧めしています。お客様が試された後のソファーは、型崩れする事もあるので、店舗全体の家具について常に気を配っています。うちの商品はガラスを使うものも多いので、指紋がやたらと付くんですよ(笑)清潔感が求められますから、ガラスのクリーニングにも気を使っていますね。

−私も家でガラス天板のテーブルを使っていますが、指紋などが付くと清潔感に欠ける印象になります。使い方が難しい印象です。
 家具は使うものですから汚くなってしまうのは当たり前です。でも汚れを放っておくのは問題があります。ガラスに限らず、木の家具でも同じように指紋が付いたり汚れたりしますよ。家具は磨いてあげたりする事でより愛着感がわくものですから。

 
シンプル&モダンの家具は、過度な装飾がなく、とても好印象でした。個人的にはガラス天板のテーブルに惹かれました。手がかかりますが、それを補って余りある魅力があります。

−なるほど。その通りですね。
それでは御社の魅力についてお聞かせください。

 まず扱う商品自体に魅力があります。うちの商品はシンプル&モダンに特化しています。家具はしょっちゅう買い替える物では無いので、10年使っても飽きのこないデザインが大きな魅力ですね。それにシンプル&モダンは雑貨等でアレンジメントし易いという特徴もあります。対局にあるのがクラシカルやアンティークですね。トータルコーディネートのベースとして選びやすい家具が揃っているので、様々なお客様に最適なご提案や、他のショップではあえないサービスをご提供できます。魅力は説明し切れないくらいたくさんあります!

−ありがとうございます。魅力がとても伝わってきます。具体的に接客の成功例についてもお聞かせください。
 成功事例はたくさんあるんですが・・。そうですね、奥様お一人でご来店されたお客様がいました。新築に引っ越しを控えて、急にご主人が九州に転勤になったそうで、お一人で家具探しをされていて不安だったようです。リビング空間を重視していらっしゃいまして、かつコンパクトなソファーをお探しでしたので、コルビュジェのグランフォートをご提案しました。デザイナーの魅力をご説明し、実際にお掛け頂いたりしてとても気に入っていただけました!併せてサイドテーブルと、当社オリジナルのテレビボードをご購入いただきました。その後正月には旦那様が帰省されて、奥様とご一緒に当店に足を運んでくださいました。その際に旦那様から、「いろいろ相談に乗ってくれて、良い家具を提案ありがとう。お陰で新居がとても良い環境になった。」と言っていただけました。更に、「今は夫婦離れ離れで生活しているから、家具でつながりを感じたい。新居の家具と、単身赴任先の住居の家具にギャップも感じてしまっている。」ともおしゃっていましたので、旦那様にはコルビュジェのシェーズロングをご提案させていただき、ご購入いただきました。それから少しして、奥様が再度お一人でご来店された際に、「同じデザイナーの家具で、夫婦のつながりを感じることが出来ています。安心感が出ました。」とおっしゃっていただき、私自身とても感動しました!他の業種では味わえない悦びでしたね。これがインテリアの仕事を続ける理由でもありますね。

−非常に素敵な成功例をありがとうございます。私もちょっと感動してしまいました。確かにインテリアならではの体験かもしれませんね。これからもリビングスタイリストとして、人に感動を与えるお仕事をしていってください。本日はありがとうございました。
 ありがとうございました。



合格者インタビューをご覧の皆様へ一言